去る2月10日（金）に学科恒例の卒業論文発表会が開催されました。本発表会には、学科すべての研究室の4年生が参加することになっているため、発表される卒業研究内容は多種多様であることが特徴です。学科定員数の増加に伴い、前回、今回と発表会場数を増やし、余裕をもったスケジュールで開催するようになりました。会場数が増えることによる聴衆の分散が懸念されましたが、3年生（聴衆兼会場運営係）はもちろんのこと、約2ヶ月後には自身の研究室を決めなければならない2年生（任意参加）もほぼ参加していたことから、いずれの会場も盛況でした。
　おそらく、ほとんどの学生が大勢の面前で話すことに慣れておらず、例年通り（？）緊張感が漂っていました。各自この日のために念入りに（？）準備してきたわりには、驚く程早く時間が過ぎていくことも経験したことでしょう。質疑応答も予想通りには進まなかったと思います。4年生には、大学生活総仕上げのイベントになったとともに、一方で4月から社会人生活のための第一歩でもあります。本発表会での経験を各々の記憶に刻み込み、今後のさらなる飛躍・活躍を願っています。