獣医学部タイトル

獣医学部長メッセージ

獣医学部長
小山 秀一

 獣医学部は、獣医学科と獣医保健看護学科の2学科で構成されています。
 獣医学科は、日本初の私立獣医学校として1881年に開校した最も長い伝統を有しています。一方、獣医保健看護学科は動物看護師を養成する日本で最初の4年制学科であり、動物の看護ばかりでなく疾病予防、動物衛生、環境保全や動物福祉等の獣医療専門技術者の育成を目的に設立されました。両学科とも、基礎領域、応用領域、臨床領域のバランスを配慮した教育が特徴で、卒業後に社会に出てもすぐに活躍できる人材を育成しています。
 現在、全国の獣医系大学では獣医学教育モデル・コア・カリキュラムに沿った教育を実践しています。その中の特徴の一つとして「参加型臨床実習」があります。これは、学生がより実践的な診療技術と知識を修得することにより、動物飼育者が求めるより質の高い獣医療を提供できる獣医師を養成することが目的です。参加型臨床実習に臨むにあたり実施される「獣医学共用試験」では、知識を確認するvetCBTと技能試験であるvetOSCEを実施します。vetOSCEでは、技術ばかりでなく人とのコミュニケーション能力も問われるため、本学では全国に先駆けコミュニケーション実習も取り入れています。
 また、獣医保健看護学科では、学内に新設された模擬病院や付属動物医療センターを利用した臨床実習が強化されています。動物の医療は、獣医師と動物看護師の共同作業で行われています。その中で、動物看護師は獣医師のサポート役ばかりでなく、動物の飼い主の心に寄り添う重要な役割も担えるよう教育を行っています。
 これからも、「伝統に培われた進取の気風」に誇りを持ち、獣医学教育のトップランナーであり続けたいと願っています。