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【プレスリリース】本学の「令和4年度 実験動物1級技術者資格認定試験」合格者数が 特例認定校の中で全国1位に — 12名合格、実技試験合格率100%を達成

 令和4年度(第38回)実験動物1級技術者資格認定試験(主催:公益社団法人日本実験動物協会)の実技試験を受験した本学の学生12名が全員合格したことを発表します。実技試験合格率100%を達成し、最終合格者12名は全国1位となりました。同認定試験は昨年9月に学科試験が行われ、合格者が11月の実技試験に臨みました。

 実験動物技術者資格認定試験は日本実験動物協会(日動協)が主催する試験で、実験動物技術者の資格を認定し、その資質を向上させ、同技術の進展に貢献することを目的としたものです。当初は社会人を対象とした試験でしたが、日動協がカリキュラムを認定した特例認定大学等は3年生から受験資格があり、13校15専攻(2022年4月1日現在)が認定されています。

 同試験は1級と2級に分かれており、1級は2022年9月17日に学科試験が実施され、合格者のみが同年11月26・27日に実施された実技試験に臨みました。
 本学から実技試験を受験した12名は全員が合格しました。実技試験の合格率100%は同率校もありますがトップの成績で、最終合格者12名は全国1位です。本学は2019年にも合格者数全国1位となっていますが、今回はこれまでの最高記録である9名を更新して、再度の全国1位を達成しました。また、大学生の受験者111名のうち総合成績順位2位となる学生も輩出し、成績上位3位までの成績優秀者として表彰されることになりました。
 なお、本学在学中に学科試験に合格し、卒後に実技試験を受験した3名のうち2名も合格したことから、特例認定校としての合格は実技試験合格率93.3%(大学平均は54%)、合格者数14名でした。

 当該試験の合格者は、製薬関連企業で薬理および毒性試験担当の研究者・技術者として求められています。
 本学では、教員やすでに資格を取得している大学院生が講習会を行うなどの受験生の支援を行っており、そうした手厚いサポート体制がこのたびの結果につながりました。

▲今回合格した学生たちと指導した教員と先輩(資格保有者)