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田中祥代博士研究員(ポストドクター)(獣医外科学研究室)が2023年度第106回日本獣医麻酔外科学会学術集会においてアワード(優秀賞)を受賞しました

 獣医外科学研究室 田中祥代博士研究員(ポストドクター)が2023年度第106回日本獣医麻酔外科学会学術集会(12月8日-10日名古屋にて開催)の研究報告部門において、「日本獣医生命科学大学における下垂体性副腎皮質機能亢進症を罹患した小型犬35頭に対する経蝶形骨下垂体切除術の成績」でアワード(優秀賞)を受賞しました。

受賞についてのコメント
 この度は、第106回 日本獣医麻酔外科学会においてアワード(優秀賞)を受賞させていただき、大変光栄に存じます。また、本研究は同研究室 教授の原先生が1999年から2021年までに下垂体性副腎皮質機能亢進症を罹患した小型犬に対して下垂体切除術を実施した手術成績をまとめたものになります。原先生の症例を発表させていただいたこと、そして学部生の頃より懇親なるご指導をいただいていることに感謝申し上げます。
 下垂体性副腎皮質機能亢進症は、イヌでは非常に多い内分泌疾患ですが、未だ解明されていないことも多く、適切な診断・治療を行うためには更なる研究が必要な疾患でもあります。今後も小動物獣医療における下垂体性副腎皮質機能亢進症の病態解明、診断・治療のアップデートに少しでも貢献できるよう精進して参ります。

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