8月20日から11日間タイへ実習に行きました。今回はチェンマイ大学、コンケン大学、カセサート大学を訪問しました。付属の動物病院や農場、エレファントキャンプ場、ヘビ村、遺跡、寺院、王宮を見学しました。農場では水牛を間近で見られ、また仔牛の除角も見ました。日本では牛は牛舎に繋がれていることが多いのですが、タイでは放牧がほとんどでした。普通の農家では柵がなかったので逃げないかどうか不安になりました。タイでは仏教の教えの為、牛肉は食べませんが輸出用に生産しています。日本の牛肉は脂肪交雑を重視しているため、餌にトウモロコシを含んだものを与えています。一方、タイでは赤肉重視のため、敷地内で生やしているビタミン豊富な草を刈って与えていました。なので、トウモロコシは入っていません。この青草以外にも飼料を与えることで栄養を補っていました。日本の食料自給率の問題を考えました。エレファントキャンプ場では初めてゾウの背中に乗ることができ、ゾウがサッカーや絵を描くショウを見ることもできました。現地の学生とは英語で話していたため、苦戦した時もありましたが、とてもフレンドリーに接してくださり、時間があっという間に過ぎ、名残り惜しかったです。それぞれの場所で文化や歴史などの違いを学ぶことや、ここでしか体験できないことをさせて頂きました。この実習で学んだことを将来に生かしていきたいと思います。