学生からのレポート Report

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博物館学芸員実習の思い出

4年次 福島知里(動物生体防御学教室)

 日獣大の学芸員課程では、本学のワイルドライフミュージアムの学芸員さんの指導のもとで、自分たちで展示制作をする学内実習と、各自が興味のある博物館施設に行ける学外実習とがあります。

 皆さんはこの魚をご存じでしょうか。これはナイフフィッシュという古代型魚類です。私は先日、学外の博物館実習に行ってきたのですが、お世話になった進化生物学研究所ではこのような古代型魚類を展示しており、なんと獲物を捕食するところまで観察できるのです。進化生物学研究所は東京農業大学から派生した研究機関であり、主に「生物の進化」と「食」に注目した展示解説を見学することができます。

 実習ではバックヤードで作業したのですが他にも様々な古代型魚類が飼育されており、かなり不気味でしたがとても面白かったです。またレムール(キツネザル)のお世話もしました。運が良ければ毛づくろいしてもらえるかもしれません!

 このように学芸員課程でしかできない貴重な体験が豊富にあるので、もし日獣大に入ったら、ぜひ履修を検討してみてはいかがでしょうか。

 ※学芸員課程の履修は獣医保健看護学科、動物科学科の学生のみ可能です。

【「博物館実習」シラバス概要】

    授業のねらい

  • 博物館の専門的職員である学芸員としての活動がスタートできるよう、基礎的な素養を身につけるために、関連する知識や技術ならびに理論を活かし、実地に実践的な経験や訓練を積むことをねらいとしている。

  • 到達目標

  • 1.学芸員として実務経験や訓練を通じて学芸員としての基本的な素養を身につける。
    2.標本の取り扱い、資料の展示などの実務を通じて専門的技術を習得する。
    3.利用者への対応を通じて実践的な経験を積む

  • 授業形態

  • 講義、実習および博物館での実務実習

  • 概要・スケジュール

  • 1.事前指導
    2.事後指導
    3.学内実習
    4.学外施設での実習

    以上については、年度開始時期に合わせて、説明会を開催して説明する。

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