みなさんはじめまして!
今年の4月に新設された動物行動福祉学教室について紹介します。
動物行動福祉学教室は、家畜や展示動物といった飼育下の動物を対象に、肉体的にも精神的にも健康な状態を保てる環境について探求し、少しでも快適な環境の提供や苦痛・苦悩の軽減を目指している研究室です。
現在、3年生3人が所属しています。3年生の必修科目である“専門英語”では、それぞれが興味のある動物行動もしくは動物福祉の研究、また卒業研究の内容に関係する先行研究についての英語の文献を探し、翻訳して自分なりにまとめ、先生および室員に向けて紹介する文献紹介や、「デイビス・クレブス・ウェスト 行動生態学」から1人1章振り分けられ輪読を行っています。
11月23日にはアニマルファームに行き、卒業研究用にカメラの設置をしてきました。どこにどのようにカメラを設置するべきか、自分たちが調べた先行研究を踏まえカメラの画角を確認しながら考えました。カメラの画角としてはベストだけど、牛舎の構造的に設置できない部分があり、全員が納得する位置を見つけるのに苦労しましたが、無事設置することができました。

▲カメラ画角を確認しながらカメラの位置を決める

▲モニターで画角を確認していたらウシが気にして近寄ってきました
卒業研究が始まり、定期的にアニマルファームへ通うことになります。私たち3年生は冬にアニマルファームを訪れるのは初めてなので体調に気をつけて進めていきます。
室員3人からスタートした動物行動福祉学教室をこれからよろしくお願いします!

▲アニマルファームから見える富士山に雪がかかり始めていました!