教員からのメッセージ
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ミートジャッジ

第2回全日本大学対抗
ミートジャッジング競技会に参加して


撫 年浩 准教授(動物栄養学教室)

昨年に続き第2回全日本大学対抗ミートジャッジング競技会が3月3日〜5日に東京都中央卸売市場食肉市場で開催されました。これは、日本の大学生を対象に、食肉格付の理論やその評価技術、食品産業や消費者ニーズ等を学ぶとともに、大学間の相互交流を図る目的で開催されるものです。本競技会は黒毛和種、国産牛、豚の部門ごとに枝肉評価技術を競い、さらに総合部門で成績優秀者上位5名はオーストラリアで開催される国際大会に日本代表として参加し、枝肉評価技術を競うとともに国際交流を図ることとなっています。

今回は1大学院、10大学から47名の参加がありました。本学からは動物科学科の3年生5名が参加しました。なぜか全員女子学生です。本学では競技会までに我が国の食肉産業や枝肉格付手法についての講義、関係者のご協力の下、枝肉を用いた実地トレーニングをそれぞれ2回行いました。本学では枝肉を見る機会はほとんどなく格付の初歩から始めました。そのような状況ですから最初は枝肉の違いなどが全く区別できていないようでした。しかし、冷蔵庫の寒さに耐えながら枝肉を見続けるうちに、その違いが“なんとなく”わかるようになっているようであり、みんなで面白おかしく違いを話し合っているようでした。

競技会当日は、冷蔵庫の寒さも忘れ、みんな神妙な表情で枝肉に向かい合っていました。脂肪交雑や肉色の善し悪し、肉付きなどの課題について勉強した成果をもとに枝肉評価を行っていました。結果は、残念ながら総合部門での上位入賞は果たせませんでしたが、寒さに耐えて努力した甲斐があり、黒毛和種部門で動物科学科3年杉崎朋美さんが第2位に入りました。また、競技会前日の懇親会での各大学の意気込み表明で本学は「日獣名物乳搾り」を披露し、表彰式において懇親会特別賞という“名誉ある賞”をいただきました。

成績は残念な結果でしたが、参加した学生が枝肉や自らの食生活に興味をもつようなってくれたこと、また、昨年にもまして他大学の学生と交流や関係職員との意見交換などが何よりも参加してよかったと感じます。第3回も来年3月に開催する予定ですので、来年こそは是非オーストラリアへ!!!

競技1

鋭い眼差しで競技中

競技2

神妙な表情で枝肉に向かい合う