6月26日(土) 午後3時から5時まで、「動物の遺伝的改良のこれまでとこれから」についての話題提供させて頂きました。人間の究極の命題である「如何に生きるために食糧を確保するか」ということを追い求めてきた人類の歴史における人間と動物の関わりからの動物の家畜化の起こり、それに続く動物の生産性の改良とそれに伴う家畜の体型の変化と現在の動物科学の進展について解説させて頂きました。少し専門的になりすぎたかなと思っていましたが、参加して頂いた7名の方のアンケートによれば、概ね「わかりやすかった」の評価であり、一安心でした。
今後とも若い人たちに食資源としての動物生産のあり方や身近な犬や猫などの伴侶動物などの品種的改良のあり方、あるいは野生動物、希少動物の遺伝資源の保全などについて、単なる動物好きということだけではなく人間と動物との関わりをどう持つべきなのかを考える話題を提供していきたいものです。