動物科学科では、2年次を対象に3泊4日で本学の付属である富士アニマルファームにて農場実習を行っています。朝は5時前から作業開始で夕方までの農場作業に従事し、夜は講義。
昨年までは7月後半と8月前半に実施していたので富士山が身近に見え、清々しい朝の作業でした。しかし、今年からはカリキュラムの都合上9月の実施となり、たった1ヶ月の違いですが、夜明け前の暗闇からの作業となりました。
搾乳や羊の毛刈り、飼料給与など産業動物の飼養管理を行うことで、食料生産の大切さを学びました。最初は体力のある若い学生は元気!!次第に農場の作業で体力を消耗し、短い期間ですが規則正しい生活となり早寝、早起きに大変身を遂げ、飼育管理の難しさや辛さをも実感していただきました。
それ以上に年老いた引率教員はヘトヘトに、毎年教員が学ぶことは若さには勝てんといったところでしょうか。他にも各産業動物の特徴、特殊技術の体験や生産物の流通なども学び盛りだくさんの3泊4日の実習となりました。