教員からのレポート Report

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新年度が始まりました

准教授 戸澤 あきつ(動物行動福祉学分野)

 4月ですね。新年度が始まりました。新しい学生が入学し、在学生は学年がひとつ上がりました。動物科学科の近況をお伝えします。

 動物科学科では、1年生オリエンテーションを4月16日・17日に開催しました。16日は付属農場である富士アニマルファームを訪問しました。17日は卒業生のお話と、学生同士の交流の時間がありました。私は16日の富士アニマルファームへの訪問に参加しました。

▲富士アニマルファームでの集合写真
今年の入学生は116名!教員も写っています。

 富士アニマルファームでは、牛、馬、山羊、羊が飼育されています。動物科学科は、将来的に動物に関わる職業に就きたいと希望している学生が多く入学します。もともと畜産学系の流れがありますので、畜産に関わる科目も多くあります。そのような科目を実際の現場とつなぐ役割として付属牧場が存在します。これまで牛や馬といった大きな動物を間近で見たことがない学生もいます。彼らの迫力を目の当たりにした学生もいたと思います。

 今年は2年生の実習である「人間動物関係論実習」を担当しています。私の担当は、「社会における食肉の役割」と「社会における動物園の役割」という部分です。先日、「社会における食肉の役割」として東京都中央卸売市場(芝浦)にある「お肉の情報館」に行ってきました。家畜は飼育されるだけでなく、飼育農場から輸送されてと畜場に行き、適切な手法・衛生的な手法でと畜されてお肉となり、私たちの食卓に上っています。「おいしい食料(お肉)」を提供する面もあるのですが、一方では「命を奪う」という作業を行うため、と畜場で働く方たちが差別されてきた歴史があります。そのような歴史も学生に知ってもらい、「動物に関わること」について考えてもらいたいため、今回実習に組み込みました。

 「社会における動物園の役割」の実習はこれからです。動物園は、多くの学生が遠足などで訪れたことがあると思います。そのときは動物の迫力、可愛さ、おもしろさ、といった点に着目していたと思います。しかし、動物園は社会においてさまざまな役割を持っています。実習では少し視点を変えて、人間と動物の関係や動物園で飼育されている動物の役割について捉えられるような実習を予定しています。新しい試みなので、学生がどのような取り組みをしてくれるか、今から楽しみです。

 新学期は始まったばかりです。ゴールデンウィークをはさむのでリズムが崩れがちですが、学生にはぜひ楽しく学んでいってもらいたいと思っています。

▲オリエンテーションで1年生が来る前に、
私の研究室の学生が馬のブラッシングをしてくれました。
換毛期で、冬毛がたくさん抜けました!




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