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本学学生(動物科学科)が上級バイオ技術者認定試験成績優秀者に選ばれました

 令和3年12月19日(日)にバイオ技術者認定試験が本学にて実施されました。バイオ技術者認定試験は、バイオ技術の進歩に対応した技術者の教育・養成を目的に、NPO法人日本バイオ技術教育学会が認定している資格試験になります。本学学生は中級試験(2年次以上)、上級試験(3年次以上)に受験資格があります。本学では、学内に(任意組織)バイオ技術者認定支援委員会を設置し、資格のメリットや、試験対策ゼミ、質問への対応に取り組むことで、バイオ技術者認定試験を推奨・支援しています。この取り組みは、バイオ関連科目の学習意欲の向上や受験者の増加、本学に試験会場設置に繋がりました。

 令和3年度は、中級試験で49名(全国1,229名)、上級試験で19名(全国247名)が合格しました。さらに、コロナ禍の中、とても嬉しいニュースがありました。上級バイオ技術者認定試験成績優秀者として、動物科学科3年生の吉田航琉さんが表彰されました。この表彰は全国で上位10番以内の成績であった者に贈られる大変名誉なものです。吉田さんに、主催団体理事長からお預かりした表彰状と副賞を贈呈しました。なお、本学からの当該優秀者は5人目となり、上級試験においては4人目となりました。

 最後に、令和3年度もコロナ禍における試験となりました。事務部教務課職員の皆様には、新型コロナウイルス感染症予防対策を十分に講じた試験会場の設営と試験実施にご尽力をいただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

  • (任意組織)バイオ技術者認定支援委員会
  • 獣医保健看護学科  教 授 近江 俊徳
  • 動物科学科     准教授 中尾 暢宏
  • 食品科学科     講 師 原 宏佳

≪受賞者のコメント≫ 動物科学科3年次 吉田航琉

 まずは過去問3年分を一通り解いてみるということをした後にわからない用語を調べました。単語のみを調べるのではなくそれに付随する用語や関連する事象なども調べ、一つの用語から派生し知識を蓄えていきました。とにかく覚えなければならないことが多く学名などすべて覚えることは難しいので事象に対しての一連の流れをおおまかに整理することで過去問とは異なる形式で出題されても対応できるように努めました。

 試験本番では個人的にはあまり手ごたえは感じておらず合格できていればよい方だなと思っていたのですが、成績優秀者に選ばれとても嬉しくこれを誇らしく思います。自分の勉強方法に自信が持てる良いきっかけとなりました。ここで得た知識を研究室活動に活かしていきたいと思います。

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