前へ戻る

木邊量子助教の研究が平成30年度女性研究者奨励金に採択されました

 日本私立学校振興・共済事業団による平成30年度若手・女性研究者奨励金において、本学の木邊量子助教の研究課題が「女性研究者奨励金」に採択され、 5 月22 日に贈呈式が行われました。
 本奨励金は、次世代を担う多様な研究者の人材育成を図るという観点から、特に女性研究者の活躍を促進するために交付する事業です。これまで出産や育児等、様々な事情によりその能力を十分に発揮する機会が得られなかった状況が存在することを勘案し、幅広い年齢層の女性研究者に対して研究機会の提供を図ることを目的としています。平成30年度は96件の申請がある中、31件が採択されました。

研究推進委員会

木邊量子助教コメント

 この度、日本私立学校振興・共済事業の女性研究者奨励金で「家畜および伴侶動物におけるコリスチン耐性菌保菌率に関する調査」という課題で採択をいただきました。
 薬剤耐性菌が注目される中、抗生物質の慎重使用が求められています。コリスチンは現在使用中止されましたが、家畜の病気を予防するために飼料に添加されていた薬剤です。そのため、動物から環境へ、そして人への耐性菌の移行が懸念されています。
 今回の課題はコリスチン耐性菌がどのくらい環境中に存在するかを調査するために始めました。私は就任して3年目になりますが、獣医微生物学研究室では准教授の片岡先生の元、薬剤耐性菌を対象にした研究を長年おこなっています。今回の採択は私にとって研究室に貢献できるものでもあり、とても有難く思っています。授与式では事業団で助成費用を集めるのにいかに苦労されたかをお話されていました。その苦労に見合う研究成果が出せるよう、また若手・女性研究者に対する助成事業が今後も続くよう、研究に励みたいと考えています。