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獣医保健看護学科授業紹介:野鳥保護活動実習

獣医保健看護学科
3年次 森田 桃

Q1 授業の詳細について、学びの内容がわかるように教えてください。

 この実習では野鳥の観察や識別の方法、野鳥の建物への衝突事故や海鳥の油汚染といった鳥に関わる問題について野外実習や実験を通して学ぶことができます。
 野鳥の建物への衝突事故を考える実習では、実際に事故が頻発する場所で鳥の種類ごとに飛行の速度と高度を計測し、環境などの要因も加味して原因と対策を考えました。

Q2 授業は、どのようなことを意識して取り組みましたか?

 水鳥の羽根の撥水実験では実験の結果から実際の水鳥の油汚染事故ではどういったことが問題なのか、対策を考えながら取り組みました。
 また、野鳥観察の実習では座学の授業で学習した鳥の識別方法のポイントを思い出しながら鳥を見ることを心がけました。

Q3 授業を通じて、どのような気づき(学び)を得られましたか?

 普段何気なく見ている野鳥達がどのような姿でどれくらいの速さで飛んでいるのかを実際に観察しながらしっかり学ぶことができました。
 また衝突事故についてのグループ発表では決められた時間内で調査内容をまとめ、資料を作成する力が身に付きました。

Q4 授業の特長(魅力)や、体験してみての感想を教えてください。

 実習というと実験室で白衣を着て行うイメージがありますが、この授業は実際に野外に出て歩き回りながらフィールド調査の基本的なことを学べる貴重な実習の1つだと思います。今後この授業で学んだ野鳥の知識を自身の卒業研究に生かしていきたいと思います。

■野鳥保護活動実習 担当教員

獣医保健看護学科 獣医保健看護学応用部門 保全生物学研究分野 教授 梶ヶ谷 博