元旦の日の出に合わせ富士山頂に向かって「今年こそは」と25年間祈り続けた成果か、それともみすぼらしい牛舎が新しい理事長・学長の琴線に触れることがあったのか、はたまた組織内の政治力学による効果なのか、何れにしても四半世紀の懸案事項であった既存牛舎の建て替え工事が昨年度になって急展開を見せた。業者が選定され、法人内の手続きが終わり、8月20日(月)からは旧牛舎の取り壊し作業が開始された。古い建物は瞬く間に大型重機によって撤去され、我々が夢に見た新しい牛舎建設のための敷地が現れた。やっとここまで来た、多くの人に感謝をしなければならない。