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――こんにちは。まず自己紹介をお願いします。
動物生理制御学教室の田中です。
動物科学科で神経内分泌学と遺伝子工学を教えています。
研究は、ホルモンが脳に作用する仕組みをバイオの技術で解明することに取り組んでいます。
――今回のオープンセミナー「動物の心を変えるホルモン」の見どころを聞かせてください。
ホルモンは自分の意志で分泌させることはできません。
体の中の仕組みとして必要な時に必要な量が分泌されるように遺伝子にプログラムされています。
例えばプロラクチンというホルモンは出産後に多量に分泌され、乳腺からのミルクの分泌を盛んにしますが、脳にも働いて子供が可愛いという気持ちをいっそう強くさせます。
このように、ホルモンが動物の心を変えてしまう仕組みを解説します。
――ありがとうございました。最後に参加を考えている高校生にメッセージをお願いします!
動物が好きな皆さん、動物を外からながめるだけではなく、動物の心を理解しましょう。
そうすればもっと動物(もちろん人も)が好きになります。
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