私が本格的に卒業研究を始めたのは3年生の3月からでした。就職を希望していたため、就職活動と並行して研究をしていました。そこで苦労したことは、スケジュール調整です。時間を上手く使っていくことを学びました。 私は6月に内定を頂いたので、就職活動が終了し、本格的に研究を進めていきました。私の研究は疾患モデルマウスの解析であるため、マウスが疾患を患っているか確認のため性状観察、採尿や採血を行い検査するという日々が続きました。発症するまでは、本番の実験に向けての手技向上のための練習実験や実験条件の検討を先生方とディスカッションを交えながら行っていました。 いざ本実験が始まり、失敗も多かったものの、失敗する度に原因究明、次への反省点を検討し、次に生かしていくということを学びました。その経験を糧にして先生方に助けられ、なんとか卒業論文を仕上げ、発表を無事行うことが出来ました。発表は大変緊張しましたが、このような機会を経験することで自分自身を成長させることが出来ました。