動物科学科 教員からのメッセージ
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平成30年度 動物科学科卒業論文発表会 報告
(動物生体防御学教室)

教授 有村裕

 2月8日に平成30年度動物科学科卒業論文発表会があり、夜には打ち上げを兼ねた追いコンが研究室単位で行われました。みんな晴れ晴れとした面持ちに見えました。教員の立場からすると、今年も何とか無事にハレの舞台をやり遂げたという感想です。ここに至るまでの過程はとても大変でした。しかしそれは毎年のことです。実験や研究を殆どやったことがない学生たちに、ゼロから始めてそれなりの形で発表ができるまであれこれ指導しないといけないからです。
 教員には、講義、実習、大学運営など色々な仕事がありますが、この卒業研究を形にすることが何と言っても最も骨が折れる仕事であり、逆にやり甲斐のあることでもあります。
 私の教室では主に免疫に関係するテーマを研究しています。今年の4年生13名は、アレルギー症状を担うマスト細胞のシグナル伝達、好塩基球の分化、自己免疫疾患モデルマウスの免疫細胞の性状、ストレスが免疫系に影響を与える仕組み、さらに外部研究生は牛白血病ウイルス、C型肝炎ウイルス等の研究テーマについてグループに分かれて1年間取り組みました。よく頑張った学生は、研究室に入ってきた3年生の頃と比較すると大袈裟ではなく別人に変わります。人生の中でも、この短い時間で別人になるという体験はまちがいなく貴重です。この貴重な体験をしてみたいと思う学生にこそ、研究室での卒業研究の機会は開かれています。

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