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研究室選びのアドバイス

4年次 廣瀬碧 (動物遺伝育種学教室)

 3年生に進級すると研究室へ入室することになります。これから研究室選びをすることになる新3年生に向けて少しアドバイスをしたいと思います。参考にして頂けると幸いです。

 現時点で行きたい研究室がある人、全く決まっていない人、さまざまだと思います。決まっていないからと行って焦る必要はありません。これから始まる研究室訪問等を通して選択していけば十分だと思うので安心して下さい。

 最初に私が現在所属している動物遺伝育種学教室に入室した経緯と決め手を紹介します。私は最初、現在所属している研究室とは別の研究室を考えていました。入室を考えていた研究室を訪問すると研究内容には興味がそそられたものの、なんだか雰囲気が合わないような気がして他の研究室も見てみることにしました。結局、4箇所ほど研究室訪問をしました。現在所属している動物遺伝育種学教室に入室を決めた理由は、鶏に関する研究をしたかったのと、高校の時の先輩が所属していたからです。また、卒業研究はレトロウイルスに関するテーマを進めています。

 研究室選びの際に、友達と一緒が良いという考えではよくないと言われることもありますが、私はそういった理由でも続けられるのであれば、全く問題ないと思います。例えば、企業に就職した際に、自分がやりたい仕事であっても職場環境が悪く、上司との関係性も良くなかったらその仕事を続けるのは困難なことだと思います。そのため、雰囲気が良かったから、〇〇さんと一緒なら、この先生とは上手くやっていけそう、といった理由で研究室を選んでも良いのではないかと思います。

 これから研究室訪問をするときには先生、先輩どちらかではなく、できるだけ両者から説明を受けるのが良いと思います。現時点で行きたい研究室が決まっている学生も、いくつか研究室を訪問し、比較することが重要です。必ずしも希望の研究室には入れるとは限らないし、もしかしたら思っていたのとは違うことだってあります。また、私は実験系のみで社会科学系の研究室は訪問しなかったのですが、どちらかに絞っているにせよ、両方見ておけば良かったかなと思います。

 最後に、私が研究室選びで一番重要視すべき所は「自分がそこで2年間続けられるのか」ということだと思います。これから沢山の研究室を訪問して自分に合った研究室を見つけられることを願っています。

▲動物科学科の研究室があるE棟5階の廊下

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