学生からのレポート Report

応用生命科学部/動物科学科MENU
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とある日の動物生殖学教室

4年次 北山日奈子(動物生殖学教室)

 当教室では様々な哺乳動物の卵子や精子を用いて、生殖補助技術の確立や改良を進めています。本来であれば、体内でおこる受精や初期胚発生を、顕微鏡を介してみることができる魅力的な研究室です(詳細は研究室紹介をご覧ください)。

 所属する室員たちは、各自が研究対象とする生殖細胞の細胞周期に合わせて実験を組んでいます。ほとんどの室員が早朝から晩まで様々に、研究室で多くの時間を過ごすため、室員が集まりやすい研究室です。その習性を利用し、たこ焼き、鍋、餃子パーティーなどの昼食/夕食イベントがしばしば開催されています。

 先日はモツ鍋を作りました。モツの他に、学生に不足しがちな?ニンジンやもやしなどの野菜もちゃんと入っています(写真)。それぞれの室員が実験の合間にこれらの具材を処理し、協力して調理しました。一緒に料理することも楽しかったのですが、何より研究室でモツ鍋のいい匂いが漂ってくることが嬉しかったです。また、実験中/後に美味しいお昼/夕ごはんが待っていると考えると、よりやる気に満ちていい実験につながります。

▲モツ鍋

 思い通りにいかないこともある細胞操作実験。自信があっても残念な結果にあることも多々あります。そんな細胞を扱うからこそ、研究室では仲間と共に毎日楽しく過ごしています。

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