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平成23年度受験生募集活動レポート  広報委員会委員長 松石 昌典 教授

平成23年度受験生募集活動レポート
平成23年度受験生募集活動レポート
 今年度は、5月の毎週土曜日に各学科が担当するサイエンスカフェ、6月の毎週日曜日にやはり各学科が担当するオープンセミナーが開催されました。また、7月20日(日)と8月20日(土)に全学的オープンキャンパス、10月2日(日)にミニオープンキャンパス、11月5日(土)と6日(日)に日獣祭と合同のオープンキャンパスが開催されました。
 夏前のサイエンスカフェには毎回5~10名程度の高校生が参加し、熱心に各学科の専門の話に耳を傾け、リラックスした雰囲気で質疑応答が行われました。オープンセミナーにも毎週20~70名の参加者があり、簡単な実験実習も含めた体験講義や在学生・教職員とのチャット・相談に充実した時間を過ごしていただけたようです。
 夏からの全5回のオープンキャンパスの合計来場者数は2,419名で昨年度より2割程度増加しました。7月は開催日が早すぎたせいか昨年度より減少し、先行きが心配されましたが、その後の4回は大きく増加しました。いずれの回においても、各種説明に真剣に聴き入り、入学試験内容、勉強方法、学生生活、研究内容、就職状況などを熱心に質問する来場者が多く見られました。体験講義、研究室紹介、各施設見学会には興味津津で参加する高校生・父母が見られ、本学志望を固められたことを期待したいところです。節電の暑い夏ではありましたが、在学生の案内によるキャンパスツアー、ランチ無料企画、第一校舎グランドでの馬術部による乗馬体験などの新企画はかなりの人気でした。日獣祭との合同のオープンキャンパスでは、1日目の獣医学部担当日に模擬面接が行われ、推薦入試を控えて大変な盛況でした。2日目の応用生命科学部の担当日にも動物に触れるイベントの楽しさや安定した就職状況への期待のせいか前年度より多い来場者が見られました。アンケート調査の結果では、例年通り内容に対して「満足した」との回答が多数を占め、教職員と在学生の皆様の懇切丁寧・熱意あふれる対応の賜物と考えられました。来場した方から、「小さいけれども、先生と学生の距離が近くていい大学ですね」との生の声も伺えまして大変嬉しく思いました。
 来場いただきました高校生・父母の方々、ならびに、サイエンスカフェ、オープンセミナー、オープンキャンパス開催にご尽力いただきました教職員・在学生の皆様に厚く御礼申し上げます。来場者数の増加がそのまま志望者数の増加につながることを願うばかりです。来年に向けては、引き続き、動物とのふれあいや、見て聴いて触れて食べて、はっとする・納得するような体験を含んだ講義を中心に、来場者の満足度の高い内容を工夫していきたいと思います。そして、小さな大学のアットホーム感と面倒見の良さ、充実した教育・研究環境などの本学の良さをさらにアピールできるオープンキャンパスを企画したいと考えています。