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日本獣医生命科学大学と株式会社ゼットエムピーが、
共同で24時間心臓見守りシステム「heartomo(ハートモ)」を開発

日本獣医生命科学大学獣医学部獣医保健看護学科 大坂元久教授と株式会社ゼットエムピーが共同で、スマートフォンと連携した24時間心臓見守りシステム「heartomo」を開発しました。
 「heartomo」は、わずか13グラムの超小型心拍センサーを胸に取り付け、スマートフォンと通信するシステムで、大坂教授が開発したアルゴリズムにより、心拍データを解析し、心拍の乱れを判断し、不調になる前にスマートフォンからメッセージを出してユーザーに知らせることができます。また、乱れを生じた箇所のデータをクラウド上に保管して、保管したデータは症状履歴の経過として提示することができるため、医師の診察にも役立てることが可能です。
 さらに、心拍ゆらぎの解析を行い、自律神経の制御が正しく行われているかを判断したり、制御が悪化しているか、また改善しているかなどの状態の推移がグラフで分かるオプション機能もあり、このゆらぎの解析は心室期外収縮などの深刻な心疾患のリスクを判断する上でも重要なデータになります。

日本獣医生命科学大学 入試広報センター

超小型心拍センサー

13gの超小型心拍センサー装着例(画像提供:㈱ZMP)

heartomo

「ハートモ」スマホ画面(画像提供:㈱ZMP)