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日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学

学生相談室主催ワークショップ
「夏休み直前アイスクリームと木の匙(さじ)を作ろう」を開催しました!

学生相談室長 吉田 充

 学生相談室主催「夏休み直前アイスクリームと木の匙(さじ)を作ろう」のワークショップが8月2日の午後に開催されました。この数年、夏休み直前恒例イベントとなっているこのワークショップは、食品科学科乳肉利用学教室の三浦孝之准教授と教室メンバーのご協力により、楽しみながら仲間の輪を広げる目的で行われています。今年も、3学科から1~2年生29名の参加があり、まずは講義室で、乳肉加工の研究のほかに木工による食器づくりを特技とする三浦准教授のご指導のもと、様々な木材の小片をやすりなどで削って2時間ほどかけて匙を作る作業から始めました。各自1本ずつオリジナルの匙が完成したらば、食品製造実習室に移動して、アイスクリームの製造法を見学しながら、手製の匙を使ってアイスクリームの試食を行いました。たくさんの専門知識を頭に詰め込んで臨んだ前期の試験の終わった後に、頭を休めて匙づくりに熱中した時間は、その後の甘いアイスクリームの味とともに日獣大のキャンパスライフの思い出の一つになったのではないでしょうか。

▲まずは削る木を選びます!
種類によって色や質感が全く違うのも木の良いところ。

▲木を選んだら、三浦准教授から削り方や形について教わります。

▲やすりを使って思い思いの形になるまでひたすら削ります!

▲削ること約2時間、やっと完成!
個性溢れる木の匙がたくさんできました。

参加した学生からのコメント

▲獣医学科ではなかなか使うことのない製造実習室で
おいしいアイスクリームをいただきました!

獣医学科1年次 辻岡生眞

 今回、初めて学生相談室主催のワークショップに参加させていただきました。参加したきっかけとしては無料でアイスクリームが食べれるならば程度の些細なものでしたが、ワークショップを終えた今、参加してよかったと心から思っています。そう思うのは、自分の手で作った匙で食べるアイスの美味しさもそうですが、普段なかなか関わる機会のない他学科の学生たちと接することができたというのが大きな要因です。今回のワークショップを通じてとても良い経験ができました。この先またワークショップが開催されることがあれば、積極的に参加したいと思います。

食品科学科1年次 坂本広樹

 私は 8 月 2 日にアイスクリーム作りワークショップに参加し、アイスクリームを食べるための木の匙を作るところから始めました。自分好みの種類の木を選び、カッターや紙やすりで削って匙の形を作っていき地道な作業でした。しかし、同じ学科の友達や普段関わることのない他の学科の同期生、先輩方と会話しながら楽しく進めていけたので時間があっという間に過ぎました。食品科学科製造実習室で 5 種類のアイスや作りたてのアイスを食べ比べし、暑かった夏には最高でした。 今回のイベントに参加して男女や年齢関係なしに一緒に楽しく時間を過ごしたことは、始まったばかりの大学生活にはとても貴重な体験でした。来年もこのような機会があったらまた参加したいと思います。

獣医学科1年次 工藤英

 アイスクリームを食べる時、いつも気にも留めずに使っている匙から自分で作るというのは、クリエイテ ィブで、とても楽しい経験になりました。どのようにアイスクリームを掬うかや、どうすれば持ちやすいか掬いやすいか、細部にまでこだわって作った匙で食べたアイスクリームは格別なものでした。初めはアイスクリームに魅力いっぱいで参加しましたが、参加してみて友人や先輩方の作品がどのように工夫されているかをみるのに夢中になっていました。日常生活や勉強、これからの研究に、今回の経験を活かせたらなと思います。

獣医学科1年次 山本孝磨

 はじめポータルで匙とアイスクリームの話が送られてきて、テスト最終日だし終わった後アイスを食べようと言うことで、軽い気持ちで友達と参加を決めました。当日まで割とみんなで楽しみにして、テスト勉強を進めていきました。当日会場についてみんなで同じ机に座れるかと思いきや席が指定制で、全く知らない他の学科の人と一緒になりました。はじめは学年がわからず話しかけていいかに迷っていましたが、次第に打ち解けて楽しく話しながら匙を作っていけました。工程がハッキリしており、先生も話しかけてくださり、良い匙ができました。文字を焼き入れることができたのは凄く良かったです。 次にアイスが作られる工程が見れ、そういえばアイスってどう作られるの?という問いに答えがもらえたようでとても勉強になりました。自分で作った匙の使い心地はやはりよく、アイスもワサビ味以外大変美味しく頂きました。凄く楽しかったのでまた別の機会も参加してみたいです。

▲食品科学科の先輩と交流!

▲自分で作った匙で食べると、よりおいしく感じます。