2018年5月7日から11日にかけて、獣医保健看護学科1年次学生の牧場実習が盲導犬訓練センター見学とともに動物保健看護体験実習の一環として行われました。本実習は毎年ゴールデンウィーク明けのこの時期に、前後班に分かれた1年次学生が富士アニマルファームに2泊3日泊まり込んで実施しています。校舎のある武蔵境では普段接することの少ない牛や馬、羊などの産業動物に触れられる貴重な機会であり、獣医保健衛生学分野の専門技術者養成を目指す本学科にとって大切な実習になっています。
実習は前後班それぞれをさらに4班に分け、搾乳、羊の毛刈り、牧場作業、臨床検査の4つの作業と、乗馬、動物の比較、牛の一生(直腸検査など)、野外調査の4つの体験実習にローテーションで参加する形で行われました。どの実習も初めて体験することばかりですが、さすが動物好きの本学科の1年生たちは嬉々として積極的に参加していました。また本実習は新入生レクリエーションも兼ねているため本学科の教員がほぼ全員参加しており、夕方に行われたアイスクリーム作りやバーベキューなどのイベントを通して学生同士や学生-教員間の親睦も深められました。
富士の麓はまだ朝晩の冷え込みが厳しく、またあいにくの天候のなかでの朝4時起きの牧場作業で帰りのバス内では皆疲れた顔をしていましたが、牧場で働くことの大変さを知るのと同時に毎日熱意を持って仕事をされている牧場スタッフの方々への尊敬の念が生まれ、将来牧場で働く志を持った学生もいるようです。
最後になりましたがご協力いただきました牧場長の吉村先生をはじめとする牧場スタッフの皆様、NOSAI静岡の後藤先生、獣医学科の三浦先生に心より感謝申し上げます。また本実習は学生スタッフとして参加してくれた18名の4年次学生・大学院生の多大なる助力に支えられました。本当にありがとうございました。
私たちは9日から11日の期間に2泊3日で「盲導犬の里 富士ハーネス」、「富士アニマルファーム」に行って来ました。「富士アニマルファーム」での体験実習は毎朝4時に起きて5時前には実習が始まります。主な体験内容としては羊の毛刈り、乗馬、野外調査、搾乳、血液検査、直腸検査等をやります。中でも印象に残ったのは、直腸検査、搾乳、乗馬です。初めて実践するということもありましたが、相手は動物なのでなかなか思うように行かないことも多々あり、大変なことも多かったですが、とても楽しい実習内容でした。実習以外にも、バーベキューやアイスクリーム作りなどのイベントもあり、また晴れれば富士山が綺麗に見えたりします!最終日には、「盲導犬の里 富士ハーネス」に行きました。案内の方に、実践を通してどのように生活しているかや、盲導犬の成長などを教えていただきました。この実習を終えて、事前からもとても楽しみでしたが、やはり学ぶことも多く、飽きないように先生方や牧場の方々が時間割を組んでくださり、そして何よりも楽しく、同じ班の人や先輩方とも仲良くなれる機会になると思います!これからもこの牧場実習で学んだことを活かして一層勉学に励みたいと思います!