学生が実際に参加する診療範囲
- 獣医師が行う問診前の予診(名前、性別、生年月日などの個体情報の確認やこれまでのワクチン、フィラリア予防の有無、過去の手術や病気、投薬に関する項目。病院や調剤薬局の受付で記入するアンケート調査のようなもの)の聴取。
- 動物(患者)の各種検査時・処置時の保定や補助。
- 採取された検体(血液,尿,糞便など)の取扱いおよび検査(診断は獣医師が行う)。
- 指導教員の直接指導および監視下での血液・尿・糞便の採取。
- 全身麻酔・局所麻酔の際の動物の保定や補助。
- 検査部位・手術部位の毛刈りや消毒。
- 手術時に手術道具を渡したり、動物の身体を支える役割(器械助手、第二助手)。
※「保定」とは患者さんを支えたり、おさえたりすることを指します。
※「補助」とは、実際の検査を行っている獣医師に検査道具を渡したり、採取した検体(血液など)を注射筒から他の容器に移し替える等の行為を指します。
※4については、指導教員が動物の性格や病状および学生個人の能力を適切に判断して行います(全ての学生、動物に対して行うものではありません)。
※なお、「指導教員」とは本学正規職員(助手以上)の獣医師を指し、研修獣医師や研究生、大学院生ではありません。