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卒論発表までを振り返って

4年次 立垣佑夏(動物生理制御学教室)

▲卒論発表後の集合写真

 私の所属していた研究室は、『動物生理制御学教室』(以下制御)です。模様替え好きの先生もいらっしゃるので、『動物整理整頓教室』とも言われています。嘘です。

 先日、卒論発表を無事に終えたので、4年生からの研究生活1年間を振り返りたいと思います。

 自分の卒論テーマが決まり始めたのは、3年の3月頃で、私の場合は他大の大学院進学を考えていたので、夏頃までは院試勉強と並行して研究を進めていました。また、制御の4年生は年に4回の英ゼミ発表、5回の卒論研究の中間発表会があります。そのため、1年間で余裕のある日はほとんどなかった気がします。いつも何かに追われている感じです。

 卒論研究は、思い通りにいかないことが多く、うまくサンプリング部位が採取できなかったり、試薬を入れ忘れて一部実験をやり直したり、予想外の結果が出てきてたくさん悩んだり、時には夜遅くまで実験をしたり、慌ただしい日々を過ごしていました。

 時には辛いこともありましたが、それは自分だけではないので同期や先輩にもたくさん話をきいてもらい、室員との時間や研究室のイベントを楽しみ、乗り越えることができました。

 今年の1月には、台湾の大学からJulia先生が制御に2週間ほど留学に来ていて、全て英語での特別講義をしてくださる機会がありました。コロナ禍で海外実習に行くことができなかったので、このように海外に触れる機会ができたので嬉しかったです。
 また、普段聞くことのできない、先生方の流暢に英語を話す姿が見られたので、最高の思い出になりました。

 そして、2月3日は卒論発表会でした。1月下旬に最後の中間発表を終えて、一気に研究室の雰囲気が緊張に包まれました。制御は、おそらく動物科学科の研究室の中で1番中間発表を行っていますが、なぜか当日はほとんどみんな寝不足でした。
 おそらく、最後まで良いものを作ろうとギリギリまで自分を追い込んでいたのだと思います。発表会は、4年生それぞれ今までの練習の成果が発揮され、達成感に満ち溢れた発表ができたと思います。

 本気で自分の研究と向き合い、今までにないくらい忙しく、楽しい1年でした。辛いときに乗り越えられたのは同期、先輩、先生方のおかげです。動物生理制御学教室で充実した研究室生活を過ごすことができました。

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