研究内容
本研究室では、糖尿病動物のより良い治療に向けた様々な研究を行っています。特に我々が報告した糖尿病犬および猫における様々なインスリンの効果は、獣医療でもっとも有名な内分泌の英文のテキストにも論文が引用されています。そのほかの内分泌疾患としてクッシング症候群の研究も行っています。近年では糞便のマイクロバイオームの研究が多く、犬および猫において様々な食事やサプリメントを給与し、糞便マイクロバイオームがどのように変化するのかを検討し、よりよい腸内環境ついて議論しています。また、手作りフードについても実際に作成し、成分分析をすることにより、犬および猫の栄養基準を満たすような、簡便で栄養価の高いレシピの検討を行っています。