概要
動物看護の現場で遭遇する種々の疾患の原因、発症機序及び組織発生を解明するため、分子遺伝学、分子生理学、微生物学・分子微生物学、免疫学、疫学などの科学的手法を用いて多面的視点から研究を行う。動物看護で重要な輸血不適合に関与する血液型物質の分子基盤の解明、動物の病原ウイルス感染症の病態と感染制御法に関する研究課題を与え、実験方法や実験結果及び考察などの充分な討論を通して、研究内容に対する深い洞察力を養い、研究成果を論文として完成させる。獣医保健看護学分野で牽引役となるべき能力をそなえた教育・研究者及び指導的実践者を養成する。