2020年度採択課題一覧
本年度は4学科から応募のありました18件のテーマが採択されました。
各分野の概要は以下のとおりです。
「生命」分野
本分野では、鈴木浩悦教授の「糖尿病リスクとしての腎膵アンバランスに関する研究」、氏家誠准教授の「コロナウイルス関連ウシ下痢症制御のための基盤的研究」を始めとして多数の研究テーマが採択されました。それらの内訳は、主として「乳癌ほか」「各臓器の疾患」「ホルモン・代謝」「感染・免疫」「新技術の開発」などのキーワードを基に細分化することができ、また一部については複数のキーワードが含まれる内容でした。
「食」分野
本分野では、小林史幸准教授の「二酸化炭素マイクロバブルによるタンパク質変性作用の解析」、松田寛子講師の「野菜由来の色素関連成分と抽出物による持久運動後のエネルギー回復機構の解明」という研究テーマが採択されました。
「環境」分野
本分野では、山本俊昭准教授の「都市域に生息する野生動物の保護管理方法の確立に向けた研究」という研究テーマが採択されました。
研究推進委員会ならびに研究推進課では、次年度以降も引き続き、本学における活発な研究活動を支援していきます。
(五十音順)
テーマ | 研究者氏名 | 所属 |
---|---|---|
アレルギー性疾患の発症機序に関する多角的研究 | 有村 裕 | 動物科学科 |
コロナウイルス関連ウシ下痢症制御のための基盤的研究 | 氏家 誠 | 獣医学科 |
ネコ膵臓がん克服に向けた効果的な治療戦略の探索 | 小野沢 栄里 | 獣医保健看護学科 |
筋傷害・再生過程におけるリボヌクレアーゼT2の機能の検討 | 倉岡 睦季 | 動物科学科 |
イヌ肥満細胞腫の悪性化および分化に対する血管内皮増殖因子の作用 | 黄 美貴 | 獣医学科 |
二酸化炭素マイクロバブルによるタンパク質変性作用の解析 | 小林 史幸 | 食品科学科 |
心理的ストレスが免疫細胞へ与える影響 | 小柳 円 | 動物科学科 |
スンクスレプチンの3アミノ酸挿入(VPQ挿入)がレプチン機能に与える影響の検討 | 佐々木 典康 | 獣医学科 |
糖尿病リスクとしての腎膵アンバランスに関する研究 | 鈴木 浩悦 | 獣医学科 |
様々な哺乳動物種における心エコー図解析を応用した新しい心機能評価指標の確立 | 鈴木 亮平 | 獣医学科 |
イヌ乳腺癌細胞に対するエンドトロフィン(ETP)とTEM8の作用 | 添田 聡 | 獣医学科 |
シェルターメディスンの確立のための獣医疫学研究 | 田中 亜紀 | 獣医学科 |
犬個別化がん免疫療法に向けたワクチン用adjuvant開発 | 塚田 晃三 | 獣医学科 |
消化器疾病制御のための新規セロトニン調節系と発酵イソフラボン効果との関連性 | 藤澤 正彦 | 獣医保健看護学科 |
犬精子の凍結保存における新しい精液希釈液の開発に関する研究 | 堀 達也 | 獣医学科 |
猫の乳腺癌のオルガノイド培養法の確立 | 町田 雪乃 | 獣医学科 |
野菜由来の色素関連成分と抽出物による持久運動後のエネルギー回復機構の解明 | 松田 寛子 | 食品科学科 |
都市域に生息する野生動物の保護管理方法の確立に向けた研究 | 山本 俊昭 | 獣医保健看護学科 |