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2020年 学長年頭挨拶

日本獣医生命科学大学

2020年 学長年頭挨拶

 新年あけましておめでとうございます。
 本格的な令和の時代に入りました。十二支のトップである子の年になり、新たな気持ちで仕事に取り組まなければならないと意気込んでいる方も多いかと存じます。

 今年はオリンピックイヤーということもあり、社会的に「変化」があるのではないかと感じております。
 その第一の波として、正月に行われた第96回東京箱根間往復大学駅伝競走では、今までにない数多くの区間新記録が樹立されました。
 このようにして本学においても、さまざまなケースで「変化」が求められています。

 まず、獣医学教育評価は獣医学教育学士課程の水準向上、評価を通じての質保証を目的として行われる極めて重要な分野別評価で、本学では2023年度に、獣医学教育評価を受審する予定ですが、産業動物学実習に課題を抱えている状況にあります。
 このため、21号棟の施設改築を含め、2020年度から2022年度の3か年で施設設備の計画的整備を行い、獣医学教育評価の受審に万全を期したいと考えております。さらに、本学においても、獣医学教育の国際認証に向けた取り組みを進めていかねばなりません。

 また、昨年6月に愛玩動物看護師法が成立し、2022年度より国家資格受験用カリキュラムによる教育がスタートします。その変化に対応して、受験生の増加につながるよう、その準備に万全を期したいと思います。一方、法律施行日から5年間は、受験資格の特例措置により、現在2万人以上いる認定動物看護師等は、主務大臣指定の講習会修了で国家試験の受験が可能となります。本学はその受託機関となるよう準備を進めたいと考えております。

 さらに、応用生命科学部食品科学科への管理栄養士コースの設置については、今後しっかりと進めていくことを理事長とも確認しました。
 管理栄養士養成施設として指定されるためには、1つ目に相当規模の施設設備、10数名の専任教員や5名の実習助手が必要であり、さらに、2つ目として実際の教員確保、これは給食経営管理などの分野によっては担当できる管理栄養士である教員が非常に少ない状況にあります。3つ目としては臨地実習の受入れ先確保、すなわち特定給食施設での実習も必要になります。4つ目としては、学生の確実な確保など課題も多いことが挙げられます。
 今までは応用生命科学部で検討していたところでありましたが、2023年度管理栄養士コース設置に向けて、法人本部にもご相談しながら、2号棟、3号棟解体後の新棟建設の検討、厚生労働省や文部科学省への正式相談も含めて、大学として本格的な準備を進めてまいりたいと考えております。

 本件が実現すれば、本学における教育により、獣医師免許に加えて、動物看護師と管理栄養士の国家資格を取得できる大学へと変化することになります。
 先ほど述べたこれらの方針を推し進めていく為には、教員・職員の皆様の個々のお力添えが先ずは必要で、一致団結した協力関係が、本学の教育・研究あるいは管理・運営の充実・発展に向けてより良い効果を得ることに繋がるものと確信しております。皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

令和2年1月6日
日本獣医生命科学大学 学長