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第206号:2018年度の研究室活動を振り返って

2019/6/17 更新

獣医学部獣医学科 産業動物臨床学研究室 講師 三浦 亮太朗

 2018年度は富士アニマルファームと産業動物臨床学研究室との連携がより強まり、産業動物臨床学研究室の活動が今まで以上に充実した年でした。
 我々のメインの活動は、毎週土曜日に富士アニマルファームを訪問し、富士アニマルファームで様々に活動しています。午前中は搾乳牛の繁殖検診、分娩後の牛の臨床観察(聴診、ボディ・コンディション・スコア、ルーメンフィルスコアを用いての牛の状態評価)、採血および採尿を行い栄養代謝状態を評価しています。また、発情の牛がいれば人工授精を実施し、体調不良牛がいれば治療を行っています。これらの作業は味戸忠春准教授が本学に赴任してから、先生の長年の経験と幅広くかつ深い知識を我々に惜しみなくご教授いただけることで、研究室の活動がさらに充実したものになり、研究室の学生にとってとてもよい刺激になっております。富士アニマルファームの牛を今まで以上に活用させていただいております。

 昨年度、富士アニマルファームで多くの試験研究を数多く行わせていただきました。その中でも卒業研究として行った、『同一卵巣内での第一卵胞波主席卵胞と黄体との共存が卵巣動態、血中プロジェステロン濃度および子宮内膜遺伝子発現におよぼす影響』の研究は、担当した学生が第2回日本胚移植技術研究会大会にて口頭発表することが出来ました。また現在、本学獣医薬理学研究室との共同研究、本学動物科学科生殖学教室との共同研究、それから東京農業大学との共同研究も進行しており、非常に充実した環境で試験研究が出ております。  このように充実した活動ができるのも、吉村牧場長、そして牧場スタッフである栗田さん、寺岡さん、村松さん、佐野さん、本間さん、中山さんが非常に親身になってサポートしてくれたことに他なりません。感謝してもし尽くせない思いでございます。

 最後になりますが、やはり産業動物臨床学研究室にとって富士アニマルファームは必要不可欠な存在であるということが改めて認識されます。今後も富士アニマルファームにて研究室活動を行いにお邪魔することになるかと思います。ご迷惑おかけすることも多いかと思いますが、これからもよろしく願いいたします。

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