【イベント情報】<第1回企画展開催記念>キリン講話会(終了しました)
(更新日2024.01.05)
日本獣医生命科学大学付属博物館は、2015年(平成27年)に本学一号棟にて開館しました。一号棟は学内に現存する建物の中で最も古い校舎であり、2020年には国の登録有形文化財(建造物)となりましたが、その2階には博物館が開館するはるか昔からキリンの全身骨格標本が展示されていました。最近までこのキリンの骨格標本の来歴は不明とされていましたが、当館の調査により、その正体が日本で最初に繁殖に成功したキリンのペアである「長太郎」と「高子」の次男である「長次郎」と名付けられた個体であることが明らかとなりました。また、長次郎よりも前に日本で生まれた個体の標本は長い歴史の中で消失しており、現存する国内生まれのキリンの標本の中で、本学の骨格標本が最も古いものであることも明らかになりました。
当館はこの調査の結果を広く知っていただくために、博物館の第1回企画展として「キリンが来た道~麒麟児長次郎の歩み~」を開催しております。これを記念して、キリンという不思議な生き物をより良く知るための講話会を企画いたしました。
今回は対面のみでの開催とさせていただきますので、ぜひみなさまお誘いあわせの上ご参加ください。
- 主催:日本獣医生命科学大学付属博物館
- 共催:日本獣医生命科学大学 同窓会・日本獣医生命科学大学 後援会
- 後援:(公財)東京動物園協会(上野動物園・多摩動物公園・井の頭自然文化園)・武蔵野市教育委員会・三鷹ネットワーク大学推進機構・国立科学博物館
- 日時:2024年4月13日(土) 13:30~16:30
- 場所:日本獣医生命科学大学 E棟1階111講義室
- 定員:300名
- 参加費:無料
- 申し込み:事前申し込み制(空席がある場合、当日参加可)
【開催概要】
- 13:30 開会挨拶 羽山伸一(日本獣医生命科学大学付属博物館長)
- 13:45 講演1 キリンの来た道と日獣大博物館
石井奈穂美(日本獣医生命科学大学付属博物館学芸員) - 14:15 講演2 キリンとその進化
郡司芽久(東洋大学生命科学部生命科学科助教) - <休憩>
- 15:25 講演3 明治時代のキリンの標本
川田伸一郎(国立科学博物館動物研究部研究主幹) - 15:45 講演4 国内キリンの個体群管理について
清水勲((公社)日本動物園水族館協会生物多様性委員会キリン計画管理者、
多摩動物公園飼育展示課北園飼育展示係主任) - 16:05 講演5 野生のキリンのくらしと、そこから見える保全のありかた
齋藤美保(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教) - 16:25 閉会挨拶 鈴木浩悦(日本獣医生命科学大学学長)
- 事前にお申し込みいただいた方には、当日参加の方より優先的にお席を確保いただけます。
下記の申込フォームまたはお電話でお申し込みください。お電話の場合は、博物館の開館時間のみお申し込みを受け付けます。
※先着順にて定員までお申し込みを受け付けますが、定員になり次第事前申し込みを締め切ります。 - TEL:0422-31-4151(代) 火曜日~土曜日 10:30~17:00(祝日休館、その他臨時休館あり)
- 事前申込フォーム ※事前申し込みは4月11日までとなります
- <参加時のお願い>
- • 自動車やオートバイは学内に駐車できません。自転車の駐輪場も台数が限られているため、なるべく公共交通機関をご利用ください。
- <撮影等についてのお願い>
- • 本イベントは、主催者が写真および動画による記録撮影を行います。写真は、イベント終了後、主催者および登壇者が印刷物やインターネット等を通じて公開することがあります。動画は関係者内での共有にのみ利用し、一般公開の予定はありません。
- •本イベント実施中、来場者の皆様による写真・動画撮影および録音はご遠慮ください。
【プログラム】
【申込方法】
【注意事項】
下記の内容についてあらかじめご了承ください。
【お問い合わせ先】
日本獣医生命科学大学 付属博物館
■関連ページ
交通アクセス
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キャンパスマップ
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【展示紹介】日本獣医生命科学大学付属博物館第1回企画展キリンが来た道~麒麟児 長次郎の歩み~
第1回企画展の詳細はこちらをご参照ください
日本獣医生命科学大学 付属博物館
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