• ＜賞名＞第37回日本糖尿病・肥満動物学会年次学術集会・学生優秀発表賞
• ＜受賞者＞丸山純果（獣医学部獣医学科6年次学生）
• ＜発表演題＞腎実質の増加を伴う非肥満型糖尿病ラット（DEK）において、若齢期の片側腎摘出は糖尿病発症率を増加させる

　糖尿病は患者数が増加しており世界的に大きな問題となっている病気ですが、糖尿病の発症と進行に関わる機構については不明な点が多く存在しています。本学獣医生理学研究室において樹立されたDEKラットは、腎臓の著しい増大を伴う糖尿病を示す糖尿病モデルラットであり、増大した腎臓が血糖値上昇に関わっていると考えられています。本研究では、糖尿病発症前の若齢DEKラットに対して片側腎摘出による腎実質の削減が糖尿病および腎病態に及ぼす影響について明らかにしました。
　今回の学生優秀発表賞は学術集会参加者全員の投票によって選出されたものであり、本研究の成果およびプレゼンテーションが多くの方々に評価して頂けたことに深く感謝するとともに大変誇らしく思います。今回の受賞を励みとして研究をさらに発展させ、糖尿病研究に貢献したいと思います。

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