■学生時代学んだこと、思い出

　株式会社ブルボンは食品メーカーなので、食品科学科からの学びを活かせることは多くあります。例えば、『ルマンドアイス』という商品があるのですが、『乳固形分15％以上で乳脂肪分が8％以上なので、アイスクリームに分類され、非常に味わい深い特徴のアイスです。』と、大学時代に学んだことを活かしながら商談する機会もありました。その結果、試食販売を実施して頂き、多くのお客様に手に取ってもらえたことは、良い思い出となっています。

■在学生、受験生の方たちにメッセージ

　食品科学科では、研究室に所属すると様々な研究テーマがありますが、それらほぼ全てが『食』に繋がる研究となっています。『食』は、より良い人生を送る中で、とても身近に存在するものです。人生が続いていく中で一生ものとなる学びの一つが『食』について研究をすることです。1,2年次には基礎を学び、3,4年次には知見を広げ、応用した研究で、新しい発見を探究していってほしいと思います。
　私自身も食品安全学教室に在籍し、そこで学んだ食品に含まれる発ガン性物質の研究や食品の安全性についての知識は、社会人となって6年経った今でも活かせることが非常に多くあります。挑戦と失敗の繰り返しが続くこともあるかと思いますが、そこは研究室の先生方が熱心にサポートしてくれますので、是非頑張ってください！！