食のいま
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第25号:「食の安全-コンビニ弁当から思うこと(後)-」

 以前、人間が1ヶ月間ハンバーガーを食べ続けたらどうなる?といった内容の映画を観たことがあります。あの設定は極端すぎますが、前号でとりあげたコンビニ弁当の件もこの映画と同様、現代人の食生活に警鐘を鳴らしているのではないかと思います。食品は人間が生きていくために必要なものです。しかし、過度な偏食や間違った知識による食品の摂りかたをすれば、食品は逆に体へ害を及ぼします。要は「健全な食生活を!」ということです。
 最近、「食育」という言葉をよく耳にします。この食育とは「食に関する知識を習得し、自らの食を自分で選択する判断力を身に付けるための取組み」です。誰もが知っている当たり前のようなこの取り組み、皆さん「言われなくても分かっている」と思うかも知れませんが、内閣府のHPによれば、「適切な食品選択や食事準備のために必要な知識・技術があるとする者は男性で約3割、女性で約5割」だそうです。つまり単純計算で日本人の4割程度の人しか健全な食生活を送れていないということになります。さらに今年の3月から特定検診制度が始まりました。これはメタボリックシンドロームをターゲットとし、代謝機能の不調な方(いわゆるメタボな方)の運動や食生活を改善することで生活習慣病の発症を予防しようという試みです。
 特定検診制度やハンバーガーの映画、前回お話したコンビニ弁当の話、これら全て『食育』つまりは『健全な食生活』につながってくると思います。これを機に、自分の食生活を見直すのも良いかもしれませんね。ちなみに私も今日から平日の自炊にチャレンジしていこうと思っています。