ルネ・ラリックは、1860年に母の実家のあるシャンパーニュ地方アイ村(AyまたはAi、シャンパンの産地として有名です)に生まれたパリ育ち。12歳になるとデッサンを勉強し始めますが、16歳で父親が亡くなると学業をあきらめて宝飾師に弟子入りし、工芸作家の道に進みます。宝飾デザイナーとして大成功し、さらにガラス工芸の分野で独自の世界を作り上げました。享年85歳、1945年5月5日没。
梅雨の時期には、きれいな紫色やピンク色などのマカロンをこの器にいれ、紫陽花の花の色と供に楽しみます。飲み物には、ラリック氏の生地に敬意を表してシャンパンなどはいかがでしょうか・・・。