ニュース news

大学院 MENU
日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学

大学院獣医学専攻博士課程1年次大島嵩史さんがJSFMねこ医学会第10回猫の集会のポスターセッションにおいて学術アワードを受賞しました

 大学院獣医学専攻博士課程1年次大島嵩史さん(獣医放射線学研究室)が2023年7月16日に開催されたJSFMねこ医学会第10回猫の集会のポスターセッションの発表において、藤原亜紀准教授(獣医放射線学研究室)を責任著者とする演題「猫の咽頭虚脱の発生に関する疫学調査」で学術アワードを受賞しました。

 Japanese Society of Feline Medicine(JSFM,ねこ医学会)は猫のための国際組織であるInternational Society of Feline Medicine(ISFM)の公式な日本のパートナーとして10年前に設立し、学会の年次大会が猫の集会となります。

 2014年に日本国内での猫の飼育頭数が犬の飼育頭数を上回り、動物病院への猫の来院割合が増えています。猫は呼吸器疾患の発生が比較的多いため、現在本学呼吸器科への猫の来院は6割を超えています。

 本研究ではまだ4症例しか報告されていない猫の咽頭虚脱に着目し、呼吸器科に来院した猫における咽頭虚脱の発生の疫学調査を実施しました。今後はさらに症例を蓄積し、論文発表をしていく予定です。

▲左から中澤優太さん(大学院生)、藤原亜紀准教授、大島嵩史さん(大学院生)、
アワードプレゼンターの東京大学大学院農学生命科学研究科獣医内科学研究室前教授の辻本元先生。

■関連ページ

 JSFM Japanese Society of Feline Medicine (JSFM、ねこ医学会)

 藤原亜紀准教授(研究者情報)

 獣医学部獣医学科 獣医放射線学研究室