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「この一冊」 一覧
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「この一冊」 - 図書の紹介- 200812号 | 「動物からの倫理学入門」
動物からの倫理学入門
伊勢田哲治著
名古屋大学出版会
動物からの倫理学入門
伊勢田哲治著、2008年11月 名古屋大学出版会
2008/12/15更新 200812号
<人の命、動物の命>
■
動物を切り口とした倫理学入門である。西洋哲学史入門のようにも読めるが、動物実験、肉食、野生動物保護などの切り口から迫っているので、本学にとっては見逃せない一書であろう。動物の権利・愛護といったおいそれとは答えの出ようのない永遠のテーマを扱っているが、動物倫理の問いかけが始まって以来約200年、それ以前・以後の動物に対する哲学者たちの倫理観を歴史的に例示、整理し、動物愛護に関わる問題にどう応えていくかについて一つのガイドラインを与えている。
デカルトにとって動物はただの物であり、カントにとっては直接の配慮の対象ではなかった。なぜ人間に人権があって動物には権利がないのか。1822年イギリスで最初の動物愛護法(マーチン法)が生まれて以来、人の命対動物の命という二律背反の下で投げかけられてきた倫理上の問題をバランスよく論じ、陳腐なヒューマニズムや独善に陥ることなく最後まで質の高いレベルにそれを展開している。歴史的に進展してきた動物の権利運動に直面を余儀なくされる現代において、結局動物倫理にどう向き合えばいいのか。この難しすぎる課題に、終章で、著者は自分なりの具体的な対処方を提示している。
日本においてはこれまで、動物保護運動は非常に限られたものであり、1973年に<動物の愛護及び管理に関する法律>が制定されてはいるが、欧米に比して、歴史的、文化的、宗教的などの違いがあって、一概にはいえないにしても、それへの関心はるかに低いとされる。動物を日常扱う本学は動物の倫理に関する問題を当然のことながら避けては通れないわけであるが、それについての理念を追求していく上で、本書は有用な手引きとなり得ると思う。
以下は本書が取り扱った動物倫理に関する内容です
1) 動物倫理の背景説明
2) 動物やその利害に内在的価値を認める側の理論的立場
3) 動物やその利害に内在的価値を認めない側の理論的立場
4) 理論的な論争点
5) 動物開放をめぐる各論
図書館 事務室長 松渕 昭夫