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「この一冊」 - 図書の紹介- 200914号 | 「馬追い旅日記」
分類番号は915
(コピー機横の文学の棚)。当館には日本・世界の古典や文学全集の他にも、著名な作家の本がヒソカにけっこうあるのです! 司馬遼太郎・曽野綾子・村松友視・吉本ばなな・吉村昭・景山民夫・佐藤賢一・嵐山光三郎…茂木健一郎や香山リカもあるよ。
馬追い旅日記
椎名誠 (集英社 1995年)
2009/8/1更新 200914号
「少しはどこか人里離れたところで庭木でもいじっていたらどうなんだ!と本人が笑う」
当館にあるのは獣医・獣医看護学、動物、食品関係の図書が殆どだ。一般書はあまりない。
もっとも、新書は充実しているし、文学(全集もある!)や語学の本もある。ただ、ミステリーのベストセラーなどがナイのだ・・・読みたい学生さんも多いだろうなぁ、とつくづく思うが、そのための書架の余裕がナイ。本当に悲しい。
が。そうは言っても、である。「専門分野の本」がすべて、お勉強向きの専門書だけとは限らないのだ。例えば犬猫の本だから、ということで岩合光昭の写真集もある。食品に関するから、と言って吉村作治の『ファラオの食卓』なんて本も並んでいる。本学が武蔵境にあるからか、『中央線の呪い』まで紛れていたりするのだ。
『盲導犬クイールの一生』のように、専門分野にしてベストセラー、という本もある。
ココロある人が書架をじっくり探検してくれれば、けっこう面白げな本があるのだ。どうか勉強以外でも図書館を活用してほしい、お願い!というキモチから、こうやって地道にブログを書いたり、スグレものの業界本だなー、とか、グッとくる職業人の言葉だな、と思う本を就活支援図書に並べたりしている訳だが…。
本書はなかでも、ちょっと変わっている。
著者はあまりにも有名な椎名誠氏であるが、これは小説ではなく日記である。辺境の地までごんごんと出かけて行く氏であるから、きっとまさしく馬を追った日記であろう、と思いきや、それもちょっと違う。本書に切り取られているのは椎名氏が映画『白い馬』を撮った1994年から翌年4月までというスパンであり、そのうち撮影期間は94年5月後半から2ヶ月足らず。ただ企画段階から撮影後のダビング等編集、宣伝ツァー、公開まで追いかけているから、タイトルの『馬追い』とは映画の『白い馬』追い、というワケなのだ。
このタイトルだから当館に紛れこんじゃったんだろうなー。椎名誠で馬追い、と来たら、ドキュメンタリーみたいな気がするでしょう。
それにしてもスゴイのである。作家である椎名氏だが、1日腰を落ち着けて著述にハゲむ、というのは月に数日。あとは対談・講演・取材・文学賞の選考と日本中を飛びまわる。その移動中にもガシガシ書く。麻雀もする、旅もする、海にも行く山にも行く、食べる食べる食べる、という趣きの、文字通り怒涛の毎日なのだ。映画撮影ではモンゴルにも行っちゃうのだ。ゲルで暮らすのだ。
こんななのに「忙しいんだよねー」というイヤらしさが全くない。まったくもって、まっとうな人なのだな、ということが伝わってきて、読了後、妙なすがすがしさが味わえるのだ。どう伝えていいかわからないのだが。夏休みに、ひとつどうでしょう。
図書館 司書 関口裕子