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「この一冊」 - 図書の紹介- 201015号 | 「いちばんやさしい生理学の本」
分類番号は491.3。
「嗅覚と味覚は重要。食べものは匂いによってよりおいしくなる」というのを読んで、前回の「スパイス調味事典」を取り上げてよかった、と、あらためてしみじみ。あ、自画自賛。失礼しました。
いちばんやさしい生理学の本
當瀬規嗣 ( 秀和システム 2010年)
2010/11/01更新201015号
当館には「獣医」や「食品」の本だけでなく、「生命」に関する科学の専門書も豊富に揃っている。ニンゲンについても動物についてもだ。本の背ラベルの分類番号に「V」の字がついていたら動物・獣医関連である。だから、ニンゲンの外科の本と、動物の外科の本が仲良く並んでいる。本を探す重要なコツなので、これ重要。
さて、最近は「やさしい○○学」と銘打った本が少なくない。専門的な知識を、より柔らかく、平易に、見やすく。ページの構成もカラフルで、ポイントごとに枠を使ってコーナー分けされていたりして、「ひたすら長い長い文章をズラズラ読む」なんてしなくてもいいようになっている。が、本書はそういった参考書ではない。本書は医大の教授が新聞に連載したコラムなのである。
1コラムが1ページ。ユニークな挿絵が1つずつ。
話題は全部「日常の生理学」に関すること。
内容によって「血液と循環」「呼吸」「消化器」「栄養と代謝」「腎泌尿器」「脳神経」「体温」「感覚」「筋肉」「内分泌(ホルモン)」「老化」「細胞」「皮膚」「薬」の各章に振り分けられている。もっとも、あとがきを読むとこの順番で連載したわけではないらしい。
「体のことを一通り並べて順番に書いていけばいいや」と思ったらすぐにネタ切れし、苦しみつつ連載を続けるうちに「日常にテーマを求める」ことにしたのだという。すると「あれも生理学」「これも生理学だ」と、周囲にキラキラとネタが光り始めたそうな。これには感銘を受けましたね。週一回の連載って、やっぱり大変だよねー。でも頑張ってねばっていると、思わぬ発見があったわけだ。うーん、いい話だ。継続はチカラなり。
なかなか人気のある連載だということである。わかる。面白いもん。「春はなぜ眠い」とか「アイスクリームを食べると頭痛がするわけ」とか、身近な話題からテーマを起こして、でも専門用語までキチンと解説してくれるし、文章は丁寧で読みやすい。そのうえ役に立つ。ストレスに対して体がどのように対抗するか、という一文など、ぜひ一読をおすすめしたい。生姜とか腹巻とか、体を温めるアイテムが注目されている今日この頃だが、体を温めることがストレス対抗にもなるとは知らなかった。あと、女性の皆さんには「コラーゲン」の章! コラーゲン、食べてもお肌に対する効果は殆どないんですって! あ、それから、エビのしっぽを食べてもカルシウムではないんですって! そうだったんだー。まぁ、好きだから食べちゃうけど。
Chapter.12は老化に関する章で「シワは老化か(顔にだけシワができやすいってことは、老化のせいばかりじゃない?)」「白髪は老化か(生まれたときから白い髪のひともいるでしょ)」などというテーマを扱いながら、老化というものをちょっと別の角度から見ている。本書の姿勢が実によく現れている章だ。身体の働きについて、従来のイメージから少し離れ、正しい知識を基に考えてみることで、健康を見つめなおす。むやみにこわがることをやめる。できればちょっと楽しめるようにする。
すこやかな一冊ではないか。
図書館 司書 関口裕子