シュウカツの友

初めてニッケイを開く人もいるのではないだろうか？　経済ニュースで埋め尽くされているような趣があるが、文化欄や連載小説でもその名を轟かすメジャー新聞である。
本書は“就職・転職活動にはこんな方法で”といったアプローチ別の読み方、朝刊・夕刊の構成、紙面のしくみなどをざっと紹介している。紙面を見たところ、2009年3月現在、構成などに大きな変更点は見られないようだ。
曜日によって新聞構成が違う点などは要チェック。例えば<働く>欄があるのは月曜のみである。ちなみに、学生と人事課の「採用往復書簡」という形のミニコラムが掲載されている。過去には“内定をもらった企業が対象分野の部署を売却した場合、どう対応したら？”のようなテーマがあったらしい。
また「ニュースでみる一週間」は、NIKKEI NETの各ニュースへのアクセスランキングの上位を紹介したコーナーである。

本書にはないが、「日経ネットPLUS」は編集局がつくる会員制ニュースコミュニティで参加費は無料。「ニッケイヨクヨムドットコム」は日経・日経産業新聞・日経MJ・日経金融新聞・THE NIKKEI WEEKLYの各紙面の紹介である。ここには“私の日経の読み方”というコーナーがあり、著名人が自分の日経の活用の仕方を載せている。
そしてラジオNIKKEIは“聴く日経”というポッドキャスト形式のニュース配信も行っている。“長谷川瞳は日経1年生！”などの名物コーナーもある。ご参考までに。