シュウカツの友

『デキる人の敬語の正しい使い方』を、「内容がコマかすぎて読めん！」と思った方には、こちらをオススメする。
特徴としては「職場での敬語」をオールラウンドに押さえてあることだろう。電話応対や挨拶、クレーム処理といった“働いていると使う言葉”がキレイにピックアップされている。敬語の仕組み、という観点からではなく、使うポイントから章立てしてあるので「文法のオベンキョウ」という感じがウスい。
それに、仕事のメール、営業トークのコツ、会議やプレゼン、先輩とおしゃべりしたときの相づち（！）など、切り口が面白いのだ。読んでいると「働く自分」がちょっと想像できてしまう“オマケ”もある（想像できれば、恐さも減っていくのです）。
就活の面接を想定した本ではないが、インターンシップなどに役立つのではないだろうか。