2022年2月22日は「スーパー猫の日」!
当館の本の中から、いま入手可能なお役立ち猫本を集めてみました。
猫の病といえば腎臓病!でも腎臓病にもいろいろあります。さまざまな症例やストレス源、血液検査の数値の見方、療法食との付合い方などについて、本学のセンセイが猫愛こめて書きました。
獣医学科 宮川優一准教授(研究者情報)猫はどんな「がん」に罹るか。早期発見のポイントや治療について写真入りで解説。早く気づくために知ってほしい!治療に伴うケアや、介護服・グッズについても掲載。
エリザベスカラーや介護服、猫用スタイなどネット購入できるけど、けっこう高価でサイズ展開も微妙。洗濯用の替えもいるし…と思っていたら、なんと型紙つきで教えてくれる本がありました。
どちらも獣医療プロ向け本ですが、4は投薬・歯磨き・トイレ、子猫飼育、フード、病気と治療など、5はさらにオムツ着用やシリンジ給餌と工夫(代用にクリーム用絞り袋を使うなど)にいたるまで、実際的な知識が写真・絵つきで満載です。【注意】5はペットの看取りの写真つき解説あり
拾った場合に限らず、保護猫や二匹目の猫をお迎えする場合にも応用可。乳飲み子なのか離乳済か、野良猫か保護猫か、ケアもごはんも違います。子猫の月齢をどう判断するかなど、写真つきで掲載。
破壊行動や粗相、攻撃性…うちの猫だけ? 今までの猫と違う? 戸惑う方は少なくありません。獣医行動診療科認定医(本学の水越先生もそのひとり)が書いた獣医動物行動学に基づいた飼育本です。
獣医保健看護学科 水越 美奈教授 (研究者情報)純血種ペット詐欺や譲渡後の虐待、医療ミス、騒音やケガなど、トラブルは多様! 「ペットに遺産」「一緒のお墓に」などの相談や、「海外渡航」「弁護士・ペット探偵への依頼」に関する注意点等も掲載。
百合や玉ねぎ、チョコレート…有名なもの以外にも、カフェインや人間用の薬、ボタン電池やイヤホン、果てはジョイントマットなど、猫に危険なものは家の中に沢山あるのでした。
本邦初のペット救命本では。具体的な救急法、災害別の防災、シートベルトの重要性など。著者は「ペットセーバー(ペットの救命救急・防災対策)プログラム」の講習会を全国で開催中。
獣医療プロ向け本。フードの各栄養素、病気別のごはん注意点、療法食と食べさせ方の工夫などが150ページ以下でコンパクトに。フードに悩む猫飼いさんの参考になるかも。
漢方や鍼灸を取り入れる獣医さんも増えてきました。本書には犬猫のツボなどイラスト解説されており、おうちでマッサージするときなどに参考になると思います。
2冊とも中医学の本。実際に治療した例や処方される薬について読むことができます。獣医さんに相談する参考に。
ペットと暮らす健康的なメリットやデメリットについて、本当のところどうなのか。最新の研究成果から解説。160ページ弱でコンパクトに読めます。
ペットへの愛着、何が虐待に当たるのか、子どもや老人への効果、ペットロスなど、多岐にわたる人とペットとの関わりについて、あらためて読むと奥が深いです。
一冊だけ図鑑を選ぶならこちらをおすすめ。猫の身体能力、健康、飼育、歴史についてなど、美しい写真満載で、読んでも見ても楽しい本格派です。代表的な品種別の解説あり。
猫専門病院の先生が質問に答えます。病気についてだけでなく、猫の身体・しぐさ・食・つきあい方、そして人生まで! 楽しく読めて、さらに自分の猫にヒントになることもあるのでは。
小さい頃飼っていたのでまた飼いたい/家族が飼いたいと言っているなど、ペットとの暮らし方を改めて知りたい方へ。
ペットの保護活動、獣医さん看護師さんの役割、アニマルセラピーなどについて掲載。
※“この一冊”でご紹介しました
「この一冊」 - 図書の紹介- 202202号 | 「知りたい!考えてみたい!どうぶつとの暮らし」
※【家族のいない犬と猫を幸せにするプロジェクト(HappyProject)応援企画】第2弾です※
本学では現在、教員・研究員そして学生がチームとなって、犬猫の保護活動にシェルターメディスンを取り入れ、健康に譲渡するための仕組みを整備するクラウドファンディングを行っています。
動物福祉を科学的に向上していきたいという画期的な取り組みです。
※このクラウドファンディングは2022年3月16日に終了しました。ご協力ありがとうございました。