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はたらく人びと 082号 | ツシマヤマネコ飼育員物語 動物園から野生復帰をめざして
ツシマヤマネコ飼育員物語 動物園から野生復帰をめざして
キム・ファン 著(株式会社くもん出版 2017年)
2018/03/02更新 082号
こども向けにやさしく書かれた本。
なのだが、写真ありイラストあり、そして描写が的確で状況がよくわかる。パンダもそうだけれど、ツシマヤマネコの飼育は「殖やす」ということが大きな目的になっているから、それぞれの個体についてだけでなく、その「ペアリング」も重要だ。つまりヤマネコをどう人間が飼育するかというだけでなく、二匹のお見合いとお付き合いと、それから出産があるという、ドラマティックな内容なのだ。
ツシマヤマネコは、フカフカしていて縞模様もくっきり、とても写真映えする種だ。イエネコとは違うけれど、似た点もやっぱりあって、オスネコのキイチとメスネコのメイが鼻をくっつけて「ごあいさつ」する場面など、猫好きならたまらない。このイラストを描いたのは実際に彼らの世話をしている高木さんだ。飼育員さんに絵心があると、こんなにリアリティある絵になるのね、と、そこも楽しい。
本書の舞台は京都市動物園だが、日本全国の動物園同士でどのように協力を行っているのか、また保護活動にはほかにどんなものがあるかなど、幅広く紹介されている。ヤマネコの習性や資質と同時に、その保護についても具体的にわかる、貴重な一冊といえるだろう。
つまり、お勉強になると同時に、とても生き生きとした、読み応えがある本である。
本書の「主人公」の一匹、メイちゃんは、現在、井の頭自然文化園に来園し、新たな繁殖計画の主役になっている。京都で彼女が生んだ二匹は「勇希」と「優芽」と名づけられ、今は非公開の施設で大事に育てられている(写真あり。かわいい・・・)。京都市動物園サイトをみると、新しい個体の来園もあるらしい。
ツシマヤマネコの保護と研究活動には、本学も深いご縁がある。今後の発展を祈りつつ。