学生相談室主催ワークショップ
「動物愛護の現場をのぞいてみよう!」を開催しました
学生相談室 山本 昌美
学生相談室主催「動物愛護の現場をのぞいてみよう!」のワークショップが1月6日に開催され、2学科から1~3年生13名が参加(当日3名欠席)しました。
今回は、昨年度リニューアルオープンした川崎市の愛護センター「アニマモールかわさき」での初めての企画。最初に獣医学科OBでもある須崎所長に、センターの施設設備と業務の概要をお話いただき、施設内をバックヤードも含めて案内していただきました。川崎市は市民の意識も高く、イヌの殺処分0頭を達成している自治体の一つ。これまでの愛護センターのイメージを越えた、動物および働く人、訪れる人のすべてに配慮された施設に驚きました。施設のネーミングライツによる企業からの寄付、ボランティアなどの支援にも支えられ、会議室の貸し出しや子供の読書コーナーなど、市民に広く開かれたセンターは、大きなガラス張りの窓から差し込む明るい陽の光にも照らされ、まさに輝いて見えました。


ゆったりお弁当を食べた後は、獣医保健看護学科OBでもある動物介在教育エデュケーターの埜口さんのワークショップ。ヒトと動物の幸せを考える活動や問題を紹介していただいたあと、動物の虐待問題に関するブレインストーミング。連想するキーワードを付箋に書いたものを貼りつけながら、自由にアイデアを出し合い、最後には班ごとに思考の軌跡を発表してもらいました。重たくなりがちなテーマも、ほがらかな埜口さんの進行で、マイナス(青)だけでなくプラス(ピンク)の意見もたくさん導き出されました。
これからの愛護センターのモデルともいえる施設で、動物とヒトと関係とその未来を明るく話しあえた貴重な経験でした。

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