獣医学部
教育上の目的
獣医学部は、獣医学及び獣医保健看護学に必須な学術を教育・研究し、併せて学生の人格・素質を陶冶する。さらに、獣医学と獣医保健看護学の基礎・臨床及び社会的意義について充分認知させるとともに、生命倫理を踏まえ、誠実・公正なる判断と対応ができる人材の育成を目的とする。
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
獣医学部では、高度な専門知識と技術を修得するとともに、生命倫理と慈愛の心に基づいた誠実・公正なる判断力と対応力を身につけたと判断された者に対し、学位を授与する。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
獣医学部では、初年次教育として語学系や人文社会系など教養科目や概論を編成し、学修意欲をもって能動的学修に励むよう、導入教育を実施する。また、1年次から4年次までの間に開講される動物心理学、動物福祉および動物倫理などに関する科目を通して、生命倫理を踏まえ、誠実・公正なる判断力と対応力を養う。2・3年次では、獣医療および動物看護に必要な専門基礎教育を受け、主体的に専門科目を学び、3年次以降の専門教育の講義・実習により、高度な専門知識と技術を修得するとともに、協調性をもって誠実にコミュニケーションをはかる人材を育成する。また、社会的・職業的自立を目的としたキャリア教育としてインターンシップに関連する科目により、実践的な就業体験を実施する。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
獣医学部では、高度な専門知識と技術を修得するとともに、生命倫理と慈愛の心をもち、誠実・公正なる判断と対応ができる人材を育成するために、誠実で協調性に富み、旺盛な学習意欲と社会貢献への強い熱意を持った人材を求めている。また、獣医学および獣医保健看護学を学ぶために必要な高等学校教育の基礎的能力を十分に備え、入学後、臨床分野の知識や技術を修得するだけではなく、基礎分野、応用分野、動物福祉分野および環境保全分野といった幅広い領域に関心を持ち、関連領域における事象に対して高度な処理能力を修得できる人材を求めている。