【活動報告】<第1回企画展開催記念>キリン講話会を開催しました
(更新日 2024.05.16)
2024年4月13日(土)に、博物館主催のイベント「キリン講話会」を開催しました。このイベントでは当館が大学付属博物館と改称して初めての企画展である「キリンが来た道〜麒麟児長次郎の歩み〜」の開催を記念して、企画展の主役であるキリンをより深く知っていただくことを目指しました。
当日は日本全国から247名(関係者込)にご参加いただきました。参加者にはこのイベントの共催や後援をいただいた関係団体の方々や本学の学生・教職員だけでなく、地方の動物園関係者の方、キリンが好きな一般の方、武蔵野市や三鷹市の一般市民の方、他大学の学生さんなど、本当に幅広い層の方がいらっしゃり、満席に近い会場にて、当館の石井学芸員ほか4人の先生方のご講演をお聴きいただきました。
このイベントに合わせて、一号棟の東階段のところに展示していたキリン長次郎の等身大タペストリーを会場であるE棟に出張展示し、多くの皆さんに記念写真を撮っていただきました。また、長次郎に関連した絵柄4種、国の登録有形文化財(建造物)である本学一号棟の絵柄1種の絵葉書および一号棟の歴史や見どころをまとめた小冊子の販売も行い、多くの方にお買い上げいただきました。
参加者のみなさまの中には午前中から大学に来られる方も多く、イベント終了後も含めて多くの方に博物館もご見学いただきました。特に企画展部分は皆さん熱心にご覧いただき、写真を撮る方も多くいらっしゃいました。
このイベントでは、参加者(関係者を除く)の約7割におよぶ160名の方にアンケートにご協力いただきました。講演の内容については87%の方に良かったと評価いただき、多くの方にご満足いただけたようです。また、「キリンの魅力が伝わり、より好きになりました」「この大学でしか聴けない企画を今後もお願いします」といった好意的な意見や、「長次郎の骨格標本は後世への引き継ぎが適切に行われるよう切に望みます」といった博物館への期待やご要望などをお寄せいただきました。
また、2回目の開催についてのご希望も多数の方にご要望いただきましたので、今後もまた機会をとらえて、このようなイベントを実施していきたいと考えています。
最後になりましたが、今回参加してくださった皆様、共催いただきました本学同窓会ならびに後援会、さらにご後援いただきました公益財団法人東京動物園協会および所属恩賜上野動物園・多摩動物公園・井の頭自然文化園、武蔵野市教育委員会、三鷹ネットワーク大学推進機構、国立科学博物館の関係者の皆様、またご多忙の中快くこのイベントでのご講演を引き受けていただきました講演者のみなさまに、この場を借りて御礼申し上げます。
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