博物館ニュース
【お知らせ】キリン「長次郎」のこれまでの歩みが本になります
(更新日 2025.11.13)
「長次郎」は1940年(昭和15年)10月に上野動物園で生まれ、1942年(昭和17年)7月に井の頭自然文化園に引っ越したのち、1944年(昭和19年)12月に死亡したキリンです。死亡後は本学(当時の校名は日本高等獣医学校)にて解剖され、4年以上の歳月を経て骨格標本となりました。
これまでも当館では長次郎のことを度々取り上げて来ましたが、この度、2024年に開催したイベント「キリン講話会」の内容をもとにした書籍の出版が決まりました。
本書では、当館の石井学芸員が講話会で紹介した長次郎の歴史をさらに詳しく掘り下げるとともに、講話会にてご講演いただいた4人の先生方に、様々な角度からキリンについて語っていただいています。
書籍の発売は2026年3月初旬を予定しています。最新情報は随時こちらのページにアップいたしますので、どうぞお楽しみに!
『キリンが来た道 麒麟児 長次郎の歩み』出版のおしらせ(PDF)
【書籍情報】
- • タイトル:キリンが来た道 麒麟児 長次郎の歩み
- • 発行日:2026年3月初旬発売予定
- • 監修:日本獣医生命科学大学付属博物館
- • 著者:石井奈穂美・郡司芽久・川田伸一郎・清水勲・齋藤美保ほか
- • 発行:工作舎
【長次郎に関するミニ展示の会期を延長します】
現在博物館では長次郎を主役としたミニ展示「長次郎の再出発」を開催しています。
令和7年11月29日の終了を予定していましたが、会期を令和8年6月20日まで延長いたします。
ミニ展示の詳細はこちら
【お問い合わせ先】
日本獣医生命科学大学 付属博物館
【関連ページ】
- ■【イベント情報】<第1回企画展開催記念>キリン講話会(終了しました)
https://www.nvlu.ac.jp/universityinstitution/news/20231023-02.html/
書籍のもととなったイベントの詳細はこちら - ■【会期終了】日本獣医生命科学大学付属博物館第1回企画展「キリンが来た道~麒麟児 長次郎の歩み~」
https://www.nvlu.ac.jp/universityinstitution/news/20231023-01.html/
当館が長次郎を取り上げる大きなきっかけとなった企画展の詳細はこちら

