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教員からのレポート

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獣医保健看護体験実習(富士アニマルファーム実習)の体験記が「牧場だより」に掲載されました

2年次担任 山本昌美・小田民美

 昨年度、COVID-19の流行により開催できなかった獣医保健看護体験実習「富士アニマルファーム実習」を、今年度は実施することができました。その様子が富士アニマルファームの“牧場だより「継・いのち」”に掲載されました。

 獣医保健看護学科では、富士アニマルファーム(付属牧場)をはじめ、様々な業界の施設を見学する「獣医保健看護体験実習」を、1年生を対象に実施しています。しかし、昨年度はCOVID-19対策のため、移動と宿泊を伴う付属牧場での実習を見送りました。
 今年度もCOVID-19流行に対する対策が継続されていたため、毎年5月に実施している付属牧場実習を行うことを断念したところでしたが、①牛や馬などの大型産業動物と接してその飼育や意義を学ぶ貴重な機会である、②学生からの開催の要望が高い、③COVID-19感染防止策とその体制が整った、などの点を踏まえて慎重に検討し、計画を練った結果、日帰りの実習として実施することとなりました。

今年度の1年生は7月28日~29日に、昨年度に実施できなかった2年生は9月16日~17日にかけて、それぞれ2クラス8班に分けて実施しました。また、感染予防対策として以下の点に配慮して開催しました。

<主な対策>

  • ・日帰り実習(宿泊は中止)
  • ・常時マスク着用、手指消毒励行、不要な会話を避ける等
  • ・バス乗車前の検温と体調確認
  • ・バス1台あたりの乗車数制限、使用座席の制限
  • ・実習の1項目あたりの実施時間を短縮(実習項目に変更なし)
  • ・昼食時の三密回避と黙食励行
  • ・実習後の学生の健康状態の把握
など

 多くの学生が笑顔で牛や羊たちに触れ、日常ではあまり体験できない産業動物を扱う実習を通して「動物のいのち」について大いに学んだことと思います。制限された付属牧場実習となりましたが、例年とは違った記憶に残る実習になったと思います。
無事に実習を終えることができたのも、富士アニマルファームの教職員、そして何より学生の熱意と協力によるものと思います。皆さまのご理解ご協力に深謝いたします。

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