2022年2月18日から3月21日の期間にオンライン開催された、第18回日本獣医内科学アカデミー学術大会(JCVIM2022)において研究成果を発表した本学大学院獣医保健看護学専攻博士前期課程1年次の小山薫さんが、JCVIM2022看護アワードを受賞しました。
<看護アワード>日本獣医内科学アカデミー/アニミューンアワード受賞
小山 薫 「糖尿病犬における新規動物用インスリン製剤の有効性の検討」
本研究のテーマは、新規動物用インスリン製剤の糖尿病犬における有用性の評価であり、新規インスリン製剤の使用方法、適用例の特徴、使用上の注意点などが明らかにされました。犬猫の糖尿病の管理は、食事管理やインスリン注射など自宅で飼い主さんに実施していただくことが多いため、本研究成果は小動物臨床における治療的価値はもちろん飼い主教育において有益な根拠 になるものとして期待されるものです。
多くの糖尿病の犬猫たちとその飼い主家族、また、獣医保健看護学臨床部門代謝栄養学研究分野の室員の協力のもと研究に取り組めることに感謝し、今後も代謝栄養学、そして獣医保健看護学分野の発展のために研究を続けていただければと思います。
▲受賞した小山さん(右)と森准教授(左)